概要
lennyでビルドできる roxterm は、vteライブラリの関係上、バージョン 1.18.2 までのようである。それ以降のバージョンをビルドする場合は、vte ライブラリもバージョンをあげる必要がある。そうしないとビルド中にエラーが発生する。
そこでgtk+ のバージョンを上げ、そのあとvte もバージョンアップしてから、roxterm の最新版 1.21.1 をビルドした。
必要なパッケージ
SourceForge のサイト から roxterm-1.21.1.tar.gz を取得。インストール
$ PKG_CONFIG_PATH=/opt/fumi/lib/pkgconfig $ M4PATH=/opt/fumi/share/aclocal $ PATH=/opt/fumi/bin:$PATH $ TEXTDOMAINDIR=/opt/fumi/share/locale:$TEXTDOMAINDIR $ export PKG_CONFIG_PATH M4PATH PATH TEXTDOMAINDIR $ CPPFLAGS="-I/opt/fumi/include" LDFLAGS="-L/opt/fumi/lib -Wl,-rpath,/opt/fumi/lib" ./configure --prefix=/opt/fumi $ make $ sudo make install
設定
既存の環境とは分けておきたかったのでインストール先のプレフィックスを /opt/fumi という通常とは異なる場所にした。よって gettext のメッセージカタログも /opt/fumi/share/locale/ 以下にインストールされる。しかしここは当然ながら、通常メッセージカタログを検索するディレクトリではない。そこで以下のように TEXTDOMAINDIR という環境変数を設定する。$ export TEXTDOMAINDIR=/opt/fumi/share/locale
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